余命半年宣告の愛犬の心臓病を治す!

このブログは愛犬の僧帽弁不全症の根治を目指しています。同じ病気の愛犬と暮らす方に少しでも情報提供になればと思い始めました。

犬の僧帽弁閉鎖不全症 経過観察⑤

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2/11日、22時30分

家の階段を自力であがって、パタンと倒れて失禁しました。

目も少しうつろになりました。

 

慌てて救急で病院へ行きました(本当に前回、夜間対応の携帯番号を、聞いておけて良かったです)

 

病院に着く頃には、いつものマンゴーに戻っていました。

利尿剤を注射して、処置は終わり、翌日に再診に来てくださいということで帰宅しました。

(初めてのことでびっくりしました)

 

 

そして翌日の2/12日、病院へ行き、強心剤を倍量に増やすことになりました。

 

病気が発覚してから11ヶ月後に初めて、心臓の薬の量が増えました。

そしてステロイドは一日置きに変更しました。

そこから咳は1日4回ほどで、少なかったです。

 

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しかし、2月15日、

肺水腫を起こします。

 

 

21時30分

呼吸がいつもと違う感じ…

22時50分

1分間の呼吸数を測ってみる

①58回  ②50回

ネットには小型犬の正常は20回前後で、40回超えていると危険と書いてある…

 

この時点で夜間救急に電話しました。

 

チアノーゼ(舌や歯茎が紫色)になってないかと言われ、なってませんと答えると自宅で様子を見てくださいとのことでした。

 

不安で不安で携帯で沢山調べていたら日を跨ぎ、夜中の2時になりました。

マンゴーは上を向いて口を少し開けたりして、なんだか寝ずらそうです。

 

2時20分

今までの咳と違う

「ハッハッハッハッハッ」という早い発作。

呼吸数 70回

 

再度病院へ電話しました。

肺水腫を起こしているかもしれないので、来てくださいと言われました。

 

病院に連れていくと、すぐにレントゲンを取り、酸素室に入れてくださいました。

やっぱり肺水腫になっていましたので、これから利尿剤を打ってそれがどれだけ効果があるかです、と言われました。

このままお別れになることもありますか?とお聞きすると、「ある」と言われました。

 

帰っても眠れず、本当に悲しかったです。

利尿剤が効いてくれたので、

2泊3日、入院して、退院になりました。

 

 

 

後悔があります。

結局マンゴーは肺水腫から無事に復活できましたが、やはり1回目おかしいと思って電話した時に、「お願いします、一度診てください」と言えば良かった。

飼い主の気付きって、医学的に知識なくてもやっぱりすごいんです。

でも、時間外だし…悪いし…様子見てと言われたし…って心にひっかかって、なんだか少し言いにくい方とかいらっしゃいませんか?

皆さんの背中を押したいです。

 

勘違い最高!!行ってください!!後悔します!!

 

命落とします。

 

肺水腫になると、そのまま命を落とす確率は2〜3割です。かなり高いです。

いざ、その場になると、うちの子は7割の方!なんて思えません。

 

*マンゴーの場合は心臓の上に通る気管を、血液の逆流によって拡張した左心房が押し上げ、気管が狭くなって咳がでます。

なので、あきらかに咳が増えたら心臓が大きくなってきているのかな?と、症状の悪化が分かり易いのかもしれません。

 

でも、全く咳がでない子もいるそうです。

咳もなにもなく、いきなり肺水腫を起こす子達が。

 

実際マンゴーも、失禁した日と、肺水腫を起こした日付近は、むしろ咳が減っている時でしたから、咳の回数はそんなにあてにならないと思います。

増えたら心配だけど、減ったからって安心できるものではないという意味です。

 

普段の咳の様子と、肺水腫を起こしている時の動画を次回あげますので、その様子を覚えておいていただけたら、我が子の時にすぐに対処できるのではないかと思います。