余命半年宣告の愛犬の心臓病を治す!

このブログは愛犬の僧帽弁不全症の根治を目指しています。同じ病気の愛犬と暮らす方に少しでも情報提供になればと思い始めました。

犬の僧帽弁閉鎖不全症の発覚と初期の状態

 

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マンゴーの僧帽弁閉鎖不全症が発覚したのは

2019年3月14日、

このブログを書いている現在からおよそ1年前になります。

 

きっかけは下痢で動物病院へいったことによって発覚しました。

 

下痢と僧帽弁閉鎖不全症は全く関係がありません。

 

本当に偶然で、下痢はその後、抗生剤と整腸剤ですぐに治りました。

 

聴診器で心雑音が確認でき、先生から告げられたことは、

 

☆心雑音のレベルが6まであるとするなら、今は3レベルで、真ん中くらいの悪さであること。

 

☆一度悪くなったこの病気は回復することがなく、現状維持をどれだけできるか。

 

というものでした。

 

こちらの動物病院で1ヶ月に1度、爪切りと肛門腺しぼりを兼ねて検診に通っていましたがそれまで何も言われたことはありませんでした。

 

もちろん胸の音もチェックされます。

 

1ヶ月に1度検診に通っていて、いきなりレベル3というのは怖いですね。

 

でもそういう子はたくさんいると思います。

 

この日から血管拡張剤と強心剤のお薬が始まります。

 

血管拡張剤→圧を下げる

 

強心剤→心拍出量上げる

 

 

*後に知った話ですが、お薬の処方には先生によって考え方が違います。

 

☆早くから薬を飲むと、体に耐性ができてしまい、薬が効きにくくなってしまう。

 

この病気は後に、肺水腫が待っているので、そのときのために強心剤を残しておきたいという考えの先生もいらっしゃいます。

 

ですが、現在は、早めに強心剤を服用することで、悪化を緩やかに、現状維持をなるべく長く保てるという見解もあるようです。

 

私がそれを知ったのはだいぶ後ですが、個人的にはあの時点での処方に満足しています。

 

まだ初期の段階の子達にはよく考えて決断してあげてほしいと思います。

 

簡単に描くと、マンゴーの場合、ココの弁が壊れているんですね。

              ⬇︎

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そしてこちらがエコー写真になります。

ピンクで囲んである中を見てください。

これが弁です。

 

            ⬇︎

 

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その時に受けた説明はこうでした。

 

☆本来ならこの2つの弁は薄くてくっついている。

 

厚くなって変性している

 

                ↓

 

だから閉じない

 

それによって血液の逆流が起こり、心臓の上の部屋と大動脈拡張

 

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また今後、詳しく病気の説明や、してあげられること、気をつけないといけないことなど少しずつあげていきたいと思います。

 

次回はマンゴーの紹介をしたいなと思います。

 

そして私は今現在、マンゴーに外科手術を選択してもらいました。

 

そこにあたたかい未来があることを信じて走っています。

 

外科手術を選択するまでの過程や、リスク、術後までしっかり書かせていただきますので宜しくお願いします。

 

こちらのブログは外科手術を推奨するものではありません。

 

この病気になっている多くの子たちと、そのご家族様が幸せに歩んでいけるお手伝いをする為の、情報共有です。